高圧モータコイル巻替、コイル修理、コイルメンテナンス、コイル寿命診断の桑原電工株式会社

1.電機子ドロップテスト不良の為、ライザーとコイルの接続部を詳細点検
　ドロップテストの結果、不良判定が12ヶ所。
　その全てが、上から2段目のライザーとコイル接続部にて断線していた。

2.電機子コイル除去後、手入れ中、ライザー切れを発見
　コイル分解後、ライザー手入れ時にライザー付け根部に亀裂を確認。
　1本は少し動かすと根元から切れ落ちた。
　目視点検の結果、亀裂180本中26本有り。
　ライザー根元のワニスを手入する事により、剥がしたところ、亀裂が発見された。
　通常の目視点検では、発見され難くなっていた。

3.電機子　旧ライザー全数除去、溝堀り後、
　電機子　新ライザーと新コイル接続

4.電機子　反ライザー側　新コイル接続
　コイル巻き替えに際して、ライザー部を補強しコイル断線の対策としました。
　対策①　ライザー間にスペーサを詰めライザー一部を円状に一体化
　対策②　ライザー上にバインドを掛け遠心力に対して補強

5.電機子　ＣＭ外周切削、アンダーカット面取り
　 電機子修理完了